不動産の「即時買取」と「買取保証」の違いとは?
不動産を売却する際、「できるだけ高く売りたい」「なるべく早く現金化したい」など、人によって希望は異なります。
そのため、自分に合った売却方法を選ぶことが重要です。
不動産売却には、不動産会社が買主を探す「仲介」と、不動産会社が直接購入する「買取」があります。さらに買取には「即時買取」と「買取保証」という2つの方法があり、それぞれ特徴が異なります。

目次
- ○ 不動産売却には「仲介」と「買取」の2つの方法がある!
- ・💡「仲介」とは?
- ・💡「買取」とは?
- ○ 1️⃣即時買取とは?
- ・即時買取のメリット
- ・即時買取のデメリット
- ○ 2️⃣買取保証とは?
- ・買取保証のメリット
- ・買取保証のデメリット
- ○ どちらを選ぶべき?⚖
- ○ まとめ
不動産売却には「仲介」と「買取」の2つの方法がある!

💡「仲介」とは?
仲介とは、売主が不動産会社と媒介契約を結び、不動産会社が広告活動や購入希望者の案内を行い、買主との売買契約を成立させる売却方法です。
市場で購入希望者を募集するため、市場価格に近い金額で売却できる可能性が高いことがメリットです。
一方で、買主が見つかるまで売却できないため、売却時期を確実に予測することはできません。
なお、仲介によって売買契約が成立した場合は、不動産会社へ仲介手数料を支払います。
💡「買取」とは?
買取は、不動産会社が売主から直接物件を購入する売却方法です。
購入希望者を探す必要がないため、売却までの期間が短く、手続きも比較的スムーズに進みます。
買取には、
1️⃣即時買取 2️⃣買取保証
という2つの方法があります。
1️⃣即時買取とは?

即時買取とは、不動産会社が査定を行い、売主と価格や条件について合意した後、不動産会社が直接物件を購入する方法です。
仲介のような販売活動を行わないため、短期間で売却できる点が大きな特徴です。
即時買取のメリット
⭕短期間で現金化しやすい
買主がすでに不動産会社と決まっているため、広告掲載や内覧対応を行う必要がありません。
相続した不動産の処分や住み替え、離婚による財産整理など、早期売却を希望する場合に適した方法です。
⭕仲介手数料が不要
即時買取は、不動産会社との直接取引となるため、仲介による売買契約ではありません。
そのため、一般的には仲介手数料は発生しません。
⭕内覧や広告活動が不要
通常の仲介売却では、
・写真撮影
・インターネット広告
・内覧対応
などが必要になりますが、即時買取ではこれらの販売活動を行わないため、近隣に売却を知られたくない方や、内覧対応の負担を避けたい方にも向いています。
⭕契約不適合責任を免責できる場合が多い
契約不適合責任とは、契約内容に適合しない不具合が見つかった場合に売主が負う責任です。
不動産会社による買取では、契約内容によって売主の契約不適合責任を免責とすることが多くあります。
ただし、免責となるかどうかは契約内容によって異なるため、契約前に必ず確認しましょう。
即時買取のデメリット
🌀仲介より売却価格が低くなる傾向がある
買取価格は、不動産会社が再販売するためのリフォーム費用や販売経費、事業リスクなどを考慮して決定されます。
そのため、一般的には仲介による市場売却価格より低くなる傾向があります。
物件や地域によって差はありますが、市場価格より2~3割程度低くなるケースもあります。
🌀不動産会社によって査定額に差がある
買取価格の算出方法は会社ごとに異なるため、提示金額に大きな差が出ることがあります。
少しでも条件の良い売却を目指すなら、複数の不動産会社へ査定を依頼して比較することが重要です。
🌀すべての物件が買取対象になるとは限らない
築年数が古い物件や立地条件が特殊な物件、再販売が難しい物件などは、買取を断られる場合があります。
買取可能かどうかは、不動産会社ごとの基準によって判断されます。
2️⃣買取保証とは?

買取保証とは、一定期間は通常の仲介として販売活動を行い、その期間内に売却できなかった場合、不動産会社があらかじめ決めた価格で物件を買い取るサービスです。
「できれば高く売りたいが、期限までには必ず売却したい」という方に適した売却方法です。
買取保証のメリット
⭕売却期限の目安を決められる
通常の仲介では、いつ売却できるか予測が難しい場合があります。
一方、買取保証では、一定期間内に成約しなかった場合は不動産会社が買い取るため、売却時期の見通しを立てやすくなります。
なお、仲介期間は3か月程度に設定されるケースが多いものの、契約内容によって異なります。
⭕住み替えや資金計画を立てやすい
最低限の売却価格が事前に決まっているため、
・新居購入資金の準備
・住宅ローンの返済計画
・引越しスケジュール
などを組み立てやすくなります。
⭕仲介で売れれば高値売却も期待できる
仲介期間中に買主が見つかれば、市場価格に近い金額で売却できる可能性があります。
「高値売却のチャンスを残しながら、売れなかった場合の備えも欲しい」という方にとって魅力的な方法です。
買取保証のデメリット
🌀保証価格は市場価格より低く設定されることが多い
保証価格は、不動産会社が将来的に買い取ることを前提に設定されるため、一般的には市場価格より低めになります。
そのため、「絶対に高く売りたい」という方には仲介の方が向いている場合があります。
🌀利用条件が設定されている場合がある
買取保証はすべての物件が対象ではありません。
築年数や立地、流通性などによっては利用できないケースもあるため、事前に確認が必要です。
また、媒介契約の種類やサービス内容は不動産会社によって異なります。
どちらを選ぶべき?⚖
💡即時買取がおすすめの方
・とにかく早く売却したい
・内覧対応をしたくない
・周囲に知られず売却したい
・相続や住み替えなどで現金化を急いでいる
💡買取保証がおすすめの方
・できるだけ高く売りたい
・ただし売却期限も決めておきたい
・住み替え資金を確実に確保したい
・売れ残るリスクを避けたい
まとめ

不動産の「即時買取」と「買取保証」は、どちらも売却の確実性やスピードを重視した方法ですが、それぞれ特徴が異なります。
売却で後悔しないためには、「価格を優先するのか」「スピードを優先するのか」を明確にし、複数の不動産会社から査定や条件を比較したうえで、自分に合った売却方法を選ぶことが大切です。
-------------------------------------------------
この記事を読む皆様が納得のいく不動産売却ができるように切に願っております。
福岡市東区・糟屋郡の不動産売却、不動産購入
不動産関係で何かお困りのことがあれば、小さなことでも是非弊社までご連絡ください!
